黑木耳
解説と補足
美しいが気品に欠ける女性のこと。イメージ的には、厚化粧、キツイ香水、派手なブランド装束、夜遊び好き。黒塗りの高級車(政府幹部の公用車や企業経営者の社用車が連想される)に乗り(要は愛人)、黒いボンテージ衣装で夜の世界を満喫する……といった感じか。
“黑木耳”は「クロキクラゲ」のことなのだが、ネットスラングでは“木耳”(キクラゲ)の形状を女性の性器に見立て、“黑木耳”でやり過ぎて色素が沈着した女性の性器のことを指す。
そしてそれが転じて性経験が豊富な女性をいうようになり、そのような女性のイメージが冒頭で列挙したようなイメージとつながり、美人だが気品に欠ける女性のことを指すようになったようだ。
ちなみに“黑木耳”に相対する概念として、“白木耳”や“粉木耳”というスラングもある。これも“黑木耳”と同じく性器の色から転じて、処女や性経験の少ない女性を指すようになった。
この他にも“木耳”の前に色や性状を表す語を置くことで、様々な女性を形容するようだ。後は想像にお任せする。