刚需族

中国語新語

刚需族(gāngxū zú

日本語訳

不動産購入予備軍(※解説参照)

単語

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解説と補足

“刚需”は“刚性需求”の略で、生活必需品のように必ず購入される需要のことを指すが、現在の中国では、多くの場合不動産の需要についていうことが多い。日本人の視点から見れば不動産など生活必需品とは程遠い存在だが、これが中国では必需品扱いになるのだ。

不動産が必需品扱いになるのは、結婚に際して不動産が必要になるためである。以前は所属する企業が新婚夫婦に住宅を提供するか、或いは男性側の実家が新婚夫婦用の部屋を準備していたのだが、不動産が市場化されたのを契機に、マイホームを購入するという形へと変遷していった。

一般的には男性側が準備するものとされるが、近年法解釈が変更され、女性側が積極的に資金提供するようになっている。以前の法解釈では男性側が入籍前に不動産を購入した場合でも、離婚の際に女性側が不動産価格の50%を要求することができたのだが、新しい解釈では、入籍前の財産は離婚の際に等分割されないとなったため、不動産バブルのため財産の塊と化している不動産利益を失うまいと女性側も頭金を拠出するようになったのだ。

もっとも、金は出さないが名義は妻名義にせよ、という強気(強欲?)な者もいるのだが……

それはさておき、不動産が「結婚必需品」となったため、不動産にも“刚需”が出現し、これが不動産バブルを下支えしている。この不動産購入予備軍を“刚需族”と呼ぶのだ。そして晴れて不動産を購入した後、彼らは“婚奴”として新婚生活をスタートするのである。

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Time:
2013-08-18