中国語学習法研究所

サイト内に散乱してしまった中国語学習法に関するコンテンツを、再編集してひとまとめにするプロジェクトが密かに進行中です。

中国語学習法研究所に配属されるコンテンツの更新情報もこちらで流します。

超速中国語(※追記:2010/3/16)

久しぶりに新しい中国語通信講座をレビューしてみました。彗星の如く登場した、「超速中国語」です。

メジャーなところからの本格的な入門中国語講座は10年ぶりぐらい……ですか。ビジネス中国語に限って言えば、アルクの「シゴトの中国語」なんかがありますが

ちなみにですが、「超速中国語」にもビジネス中国語バージョンがあります。

話を戻して、ここだけの話ですが、早稲田発、というところがちょっぴり微妙でいい味出てます。早稲田のネームバリューは誰しも認めるところですが、中国語教育の名門……というワケでもないような気が。ただ、中国語教育総合研究所なんかもあるみたいで、力を入れているのは確かかと。

ちなみに、日本の大学ではじめて中国人留学生を受け入れたのは早稲田だったそうで。そういう意味で、中国と縁のある大学なんですね。そういえば、江沢民が演説したのも早稲田だったような。

それはそれとして、「超速中国語」で講師を務めるのはNHKテレビ中国語会話でおなじみの楊達早稲田大学教授。中国語教育総合研究所の所長さんでもあるみたいです。

その早稲田で導入され、成果が上がっている、らしいのがこの「超速中国語」。インターネットバリバリの次世代型中国語講座、少なくとも、ハズレはないと思います。

ざっくりとレビューしてみましたので、興味のある方はどうぞ。

「超速中国語」レビュー

ロゼッタストーン中国語(※追記:2010/3/31)

先日の「超速中国語」に続き、もう一本中国語通信講座をレビューしました。知る人ぞ知る「ロゼッタストーン」です。

中国語のみで進む、語学留学みたいな講座です。パソコン前留学っていう感じですか。駅前じゃないところがミソ(笑)。

ただ、発音とか文法とかは日本語を介した方が習得は早いですから、そのあたりは個人で補う必要があると思います。それこそ語学留学みたいなものです。

レベル別に分かれているので、入門を修了してから利用してもいいのでは、と思います。自分だったら多分そうする。

ぶっちゃけた話、これから中国語をはじめるという方には「超速中国語」の方がおすすめですが、入門修了後だったらロゼッタストーンもありかな、と。

それはともかく、ざっくりとレビューしてみましたので、興味のある方はどうぞ。

「ロゼッタストーン中国語」レビュー

ゼロからカンタン中国語(※追記:2010/4/13)

新しい三つの媒体へ移植されるという話を聞き、旺文社の中国語通信講座「ゼロからカンタン中国語」を今一度レビューしてみました。

「ゼロからカンタン中国語」レビュー

率先してパソコンを取り込んだ「ゼロからカンタン中国語」ですが、今やパソコン・インターネットは当たり前の時代。かつては画期的だったソフトプログラムによる進捗管理も陳腐化してしまい、かつての輝きを失いはじめていた「ゼロからカンタン中国語」が、驚きの変化を遂げています。そう、ニンテンドーDS、DVDブック、iPhoneアプリに移植されてしまったのです。

旺文社も思い切ったことしますね。新しいものを積極的に取り込むところは素晴らしい。価格も破壊されて素晴らしい。裾野が広がれば利益は取れると踏んだのでしょうか。それとも形を変えてコンテンツの寿命を伸ばす魂胆か。いずれにせよ、中国語コンテンツの初期投資はとっくに回収しているはずなので、ハズしても大ケガをすることはないんでしょうけど。

まぁ、消費者側の立場から言えば、とにかく安くてうれしい試みです。最高額のニンテンドーDS版でも3,000円そこそこですから。DVDブックは1600円ちょっと、iPhoneアプリ版に至っては1000円を切っています。

もっとも、通信講座の全コンテンツがごっそりと移植されている訳ではなく、それぞれのメディアの特性に合わせて、一部コンテンツが移植されているのみですが、それを差し引いても安い。

個人的には買いかと思います。安いんですよ。とにかく。