中国が注目する日本女子サッカー

日本は今女子サッカーのワールドカップ優勝で盛り上がっているみたいですね。中国でも大きく報じられています。

中国ではここ数年日本サッカーの成長ぶりが注目を集めており、今回の女子W杯における日本女子サッカーの活躍も注目されていたのですが、決勝戦はサッカー南米選手権の準々決勝ブラジル対パラグアイの放送予定を急遽変更して女子サッカーの決勝戦を放映してしまうほどの扱いとなり、それでもって本当に優勝してしまったので大騒ぎです。

もともと中国人はサッカーが大好き。おそらく最も人気のあるスポーツです。にわかファンではなく、きちんとサッカーがわかる人が多いので、わたしに言わせれば日本サッカーのすごいところをちゃんとわかっていて、客観的に評価できるところがすごい。

このような土壌で、これだけの人口がいるのだから、サッカー強国になる条件は十分にある中国。なのに中国サッカーの現状は目を覆いたくなるような状況にあります。

この中国サッカーのダメダメぶりはサッカーを愛する中国人の心病となっており、それが対照的な日本サッカーの活躍ぶりにより注目が集まる原因にもなっているようです。

では中国サッカーの問題は何処にあるのか……中国のみなさんはみんなわかっているのですが、それでいてどうにもならないのが歯がゆいところ。

でも、ひとつ言えることは、中国はいずれ必ずサッカー強国になるであろうということ。土壌はあるのですから、制度が整えば、ということです。まぁこの制度を整えるのが難しい……と言ってしまえばそれまでなのですが。