日本人も中国人もみな同じ人間……紋切り型の日中論はもうやめましょ。

最近日中間や中国国内の政治問題に対する関心を失いつつあります。

ニュースは一応確認していますが、だからといって何かを書きたくなる、という気は起きなくなってきました。まぁ元々ド素人ですからたいしたことは書けないのですがw

中国国内の政治経済社会ニュースも相変わらず素敵でチャイナなネタは少なくないのですが、いい加減慣れてしまった、というか、「飽きて」しまった、というか、そんなもんでしょ、という感覚の方が強くなってしまっています。

日本にせよ中国にせよ、掲示板に溢れるのは大体「紋切り型」の中国論だったり日本論だったりするので、こちらもつまらない。

日中相互理解云々と言いますが、他国の思想・文化・社会etc.なんてそう簡単に理解できるものではありません。相手も同じ人間だ、ということを念頭に置いておけばいいだけです。あとは相互利益になるようにお付き合いをすれば良いだけのこと。相互理解などと言うものは、数世紀単位の目線で考えなければ非現実的です。

日中の話になると、往々にして文化がどうのこうのとか、民族性が云々……なんて論調になりますが、こういう類のものは話半分で聞いておいた方がいいと思います。このような比較分析は、往々にして極端な例が誇大化されていますから。

中国人も人間、日本人も人間、日本人のような中国人もいれば、中国人のような日本人もいます。一個人単位で見れば性格はさまざま。これは日本人も中国人も同じです。

どちらかというと、最近の関心は日本の方へ移っています。問題山積なのに政治はワイドショー、政治を監視すべきマスコミはマスゴミ化してるし……八方ふさがりじゃないですか。外から見ていると余計に心配になります。

それに比べ中国は巨大問題山積状態にありますが、日本に比べればまだ希望があるような気がする。あくまで国家政府レベルの話ですが。

個人レベルでは……客観的には日本人の方が幸福かもしれないけど、主観的にはそうとも限らないかと。日本は豊かさを実感できない社会になっていますから……