光棍节

中国語新語

光棍节(guānggùn jié

日本語訳

やもめの日

単語

解説と補足

“光棍儿”は元は男やもめのことを言ったが、最近は男女を問わず独身者を指すようになっている。

独身者は独り者、独り者だから「1」ということで、11月11日は「1」が並ぶことを独身にかけて“光棍节”という。細かいことを言えば、1月1日が“小光棍节”、1月11日と11月1日が“中光棍节”、そして11月11日が“大光棍节”に分類されるのだが、一般に“光棍节”と言えば11月11日を指す。

昨年あたりから広く認知されるようになったが、今年は2011年ということで、「1」が6つ並ぶ「メガやもめの日」として盛り上がった。昨今は晩婚化が進み、なかなか満足の行く生涯の伴侶が見つからない男女が増えていることもあり、世間の注目を集めたようだ。

特に気合が入っていたのがネット小売業界。購買意欲旺盛な独身者の日ということで、伝統的なセールスシーズンである国慶節を上回る勢いとなった。

ちなみに、“光棍节”は“光光节”とも言われ、その極意は“光”(きれいさっぱりと何も残っていないこと)、「メシを食い尽くし、酒を飲み干し、カネを使い切る」ということだそうだ。

小売業界が浮き足立つのも無理はないのかもしれない。

新語まとめ

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Time:
2011-11-14 Last modified: 2012-09-04