出勤主义

中国語新語

出勤主义(chūqín zhǔyì

日本語訳

出勤主義(※解説参照)

解説と補足

中国の労使関係はアメリカに近く、能力主義であると言われている。転職も頻繁で、教育した社員の転職に悩む日本企業も多いようだ。

そんな中国でも、リーマンショック以降、守りに入っているホワイトカラー層が増えてきている。リストラの対象にならないよう体調を崩しても出勤し、また意味のない残業を行なうことで、上司の歓心を買うよう勤めるのだ。まるでどこかで聞いたような就業スタイルである。悪い意味で職場の日本化が進んでいるのだろうか。

一方で引く手あまたとなっているのが去年の下半期あたりから突然の如く逼迫し始めたブルーカラー層である。中国の労働市場はこれまでホワイトカラー層とブルーカラー層の収入格差が大きかったが、今後この格差が急速に縮まることになるやもしれない。

この角度から考えれば、良い意味で日本化しているのかもしれない。