中国語電子辞書「CASIO Ex-word(カシオ エクスワード)XD-D7300」レビュー
毎年マメに新モデルを繰り出すカシオ。今年もまた新モデル「XD-D7300」をリリースしてます。
今年は業界初となる新コンテンツとして『オールカラー中国語生活図解辞典』なるものが追加されています。要は身の回りの物を絵で確認する辞典なのですが、これは確かにカラー化された電子辞書と相性が良い訳で、カラー化3年目にしてようやくw面白いコンテンツが出てきたな、という感じです。
中国語コンテンツ的には、地味ではありますが『JTBパブリッシングひとり歩きの台湾編』という旅行会話コンテンツが追加されています。方言コンテンツという言い方が正しいのかどうかは微妙ですが……。
キヤノンに比べて寂しい学習機能の方ですが、新モデルは音声CD取り込み機能が付加され、ちょっぴりパワーアップしてます。キヤノンみたいに発音を録音して標準発音と比べる機能まではいかなくても、せめて取り込んだテキストを読み上げる機能ぐらいは付けられないものなんでしょうか。人工合成音声機能は付いているんだから……と素人ながら思ったりしてます。
共通プラットフォームの恩恵のためか、マイナーな第二外国語電子辞書も毎年マメにアップデートしてくれるカシオ。今年も微妙な意味で期待を裏切らない新モデルでした。
もうちょっと真面目なレビューは次のページにて。
【分析レポート】CASIO Ex-word XD-D7300 (中国語電子辞書研究所)
で、今年の中国語電子辞書市場の行方は、一年遅れwの王者キヤノンが本当にZシリーズを出せるのか否かにかかっています。また遅れたらXD-D7300は2012年度無敵の一品となるでしょう。
なお、フライング警戒のため、比較レポートはZシリーズの発売が確定してからにします。3月末の予定。