レジ袋有料初日 ~ 北京の一角から
かねてから報道されていたことですが、6月1日から買い物ビニール袋が有料になりました。
二度買い物に行きましたが、特に混乱している様子はありませんでした。話題になっていたので浸透度が高かったのかもしれません。まぁあくまで私の身の回りという超ミクロの話でしかありませんが。
日本では自治体レベル、業界レベルで進められているみたいですね。
レジ袋有料化、メリット提供など普及策続々 客の辞退率8割に(産経ニュース)
辞退したらポイントがたまるとかいうのはいいですね。メリットをつけて自発性を促すところなんかがニクイです。ポイントで買い物できたりするんでしょうか。協賛企業に景品を提供してもらって、ポイントを景品と交換できるようにしたりしてもいいかなぁ、なんて思います。
一方の中国は法律による“自上而下”方式。五輪を控え、環境アピールの意味も含まれているのでしょう。
話は戻りますが、中国では露天市場などで広く使われている超薄型のレジ袋が品質的問題(毒性があるとか)を抱えていることが多く、またポイ捨てされ街を汚すゴミ化しやすいという問題も抱えているのですが、法律が及び難いこの層への普及度がポイントになるのではないでしょうか。
スーパーや整備されている市場は罰金などの手段でコントロールすることができますが、露天商相手に高額の罰金をちらつかしても開き直られるだけですし。
それはさておき、世界的に進む反レジ袋運動。21世紀の新興宗教こと環境保護思想の賜物ですが、具体的にどれだけの効果があるのかはよくわかりません。マスメディアに流れるのはレジ袋の消費量が原油××分に相当する、といった話ばかりです。
原油からガソリンや軽油などさまざまな工業製品が精製されるので、レジ袋を減らす=原油使用量が減る、という訳ではありません。ゆえに原油××分という表現でレジ袋を表現するのは不正確で、石油製品全体を見ていかないと、本当の姿は見えてこないと思うのですが。
まぁそれはさておき、個人的には今後ゴミ袋の確保が課題になりそうです。一応レジ袋の蓄えはありますが、限りはありますし。ゴミ袋を買わなきゃいけないのかぁ。
ちなみに個人的にはエコバックはまだ使ってません。しばらくはレジ袋を使い回すつもりです。